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アジアの祭り
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- 中国 水かけ祭り 4月
- 雲南省のシーサパンナでは4月がタイ族のお正月にあたり、人々は水をかけあって祝います。ボートレースやロケット花火、竜踊りが行われ、町を仮面仮装の人々がパレードをします。
- 台湾 元宵(がんしょう) 2月
- 台北では旧暦の1月15日(新暦では2月中旬)に元宵節としてお正月をします。中正記念堂の周りにはランタンを飾った豪華な山車が100台並びます。全長100mにおよぶ竜が舞い、各地の民族芸能が奉納されます。
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- 韓国 百済文化祭 10月
- 美しく優雅な舞いで知られる韓国の民族舞踊といえば「扇の舞い」。扶余市では、百済に忠誠を尽くした人々の忠魂祭をおこないます。民族芸能や競技、芸術コンクールなどもおこなわれる市をあげてのお祭りです。
- フィリピン マスカラフェスティバル 10月
- ネグロス島はサトウキビの産地として知られています。バコロド市では、市民たちが、砂糖を食べてニコッと笑ったように一日を過ごそうとお祭りをします。仮面、仮装の市民たちが大きなディスコミュージックにあわせて踊りながらメインストリートをパレードをします。
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- タイ ソンクラン 4月13-15日
- タイでは太陽が白羊宮に入る日を正月と定め4月13日をその日として正月を祝います。人々は仏像やお互いに水をかけあったりして祝います。ここチェンマイでは美人コンテストがおこなわれ、町の中を美女を乗せた白いブタの山車がパレードをします。
- タイ 象祭り 11月
- スリーンはバンコクから東北へ420km行ったカンボジア国境近くの町です。このあたりは野生の象が多く住み、かつては象狩りが盛んな地域でした。象祭りでは、神に祈りを捧げた後、投げ縄の競技や、象の力くらべなどが行われます。クライマックスは14〜18世紀に栄えたアユタヤ王朝の勇ましい象の行進です。
- インド らくだ祭り 11月末
- 11月の満月を最後とする1週間は、ジャイプールから西へ142kmの聖地であるここプシカールでらくだ祭りが開かれます。人々はらくら、牛、羊を連れて1週間も歩き続けてこの聖地へやってきます。ふだんは何もない砂漠にテントがたち、らくだ市が開かれます。鮮やかなサリー姿で歌い踊る女性や、らくだのレースも催されます。
インド シバ神の祭り 4月上旬
南部のマドラスはヒンズー教のシバの神を信仰する人の多い所です。シバ神の祭りの日には、町の中に大きなシバ神の像がたてられます。シバ神は額に3本の線が描かれています。信仰の厚い人は同じようにおしろいで額に3本の線を描いています。お参りにくる人々は幼い子を連れて、シバ神に供えて丈夫に育つようにとお祈りします。
ヨーロッパの祭り
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- スペイン セビリアの春祭り 4月下旬
- セビリアはオペラ「カルメン」にうたわれている町です。黒い髪の情熱のある女性が多くいます。祭りの日には女性はバラの大きな造花を一輪髪に飾り、きらびやかな衣装を着てでかけます。町中はどこもフラメンコのダンス会場です。春祭りの夜にはカルメンの情熱がよみがえってくる日でもあります。
- ドイツ オクトーバーフェスト 9月末〜10月中旬
- ミュンヘンは世界でも有名なビールの産地です。オクトーバーフェストはビール祭りとも呼ばれます。もとは1810年のバイエルン王国の皇太子とテレーゼ姫の婚礼の祝いのまつりです。今では町なかに2000人もはいる大テントができ、ドイツ民謡をうたってビールを飲んだり、ビール樽の山車のパレードで町がにぎわいます。
- イタリア レガッタ 9月初旬
- 水の都ベニスには大小177の運河があり、人々はゴンドラに乗って行ききしています。大運河でゴンドラ祭りがはじまりました。ベニスの商人の舞台にもなった、リアルト橋の下をきらびやかに飾られた大きなゴンドラたちが出発しました。ゴンドラには中世の衣装を着た男たちが乗っています。ゴンドラは7km先にあるアドリア海の決勝点へと向かうのです。
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- スイス クラウスの祭り 1月中旬
- チューリッヒより汽車で2時間のアルプスにかかる標高750mのウルナッシュの村では新年を喜ぶクラウスの行事をおこないます。大人は仮面をつけた美しいクラウスと木の葉や皮で全身をおおった自然のクラウスに扮し、村の家々をまわり女や子供を脅かします。子供たちは
民族衣装に大きなベルを飾っています。
- スイス ヨーデル・アルプホーン祭り 6月下旬〜7月初旬
- 連邦ヨーデル協会の主催で3年に一度おこなわれます。スイス各地からのコーラス、ソロ、アコーデオン、アルプホーン奏者がやってきて腕前を競い合います。旗振りの競技のなかで、アルプスの山々に響きわたるヨーデルとアルプホーンの競技はスイスならではです。
- スウェーデン ルシア祭 12月冬至
- スウェーデンの冬は暗く、午前11時に弱々しく太陽がでてきたかと思えば午後3時にはもう暗くなってしまいます。北国の人々は太陽の光が明るくさしてくる春を待ち望み、冬至の日にルシア祭をおこないます。ルシアとは光のことで、光の女神がでてくるお祭りです。
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- イタリア 花じゅうたん 6月聖体節
- ジェンツァーノの町ではキリスト教の聖体節に花祭りをおこないます。少年少女たちが祭りの数日前に近郊から花を集め、長さ310mのじゅうたんをつくります。じゅうたんの模様は毎年テーマが決められています。祭りが終わると花じゅうたんは取り去られてしまうので、最後の日に皆で花の上を歩くのです。
- イギリス シェイクスピア祭り 4月
- ストラットフォード・アポン・エイボンの町はウィリアム・シェイクスピアの生誕地として知られています。毎年4月23日には彼の生誕を記念してお祭りが開かれます。当時の衣装を着て、市長を先頭にシェイクスピアに扮した人や楽団が続きます。
- モロッコ マラケッシュ・フェスティバル 9月
- スペインの最南端からはもうモロッコがあるアフリカ大陸が見えます。マラケッシュは大道芸人が集まる町でたいへんにぎやかです。9月中旬の1週間はエル・バティ宮殿の遺跡でモロコッコ各地よりあつまる民族芸能団による芸能祭が開かれます。夜半までつづく歌と踊りは千夜一夜物語を想わせます。
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- オーストリア 舞踏会 2月
- クリスマスが過ぎるとヨーロッパは舞踏会の季節になります。ウィーンの大舞踏会は今なお王朝時代のはなやかさがのこっています。オーストリアの大統領が主催して各国の元首、貴族らが招待されます。午後10時30分に舞踏会が始まりました。男性はえんび服、女性は白いドレスに金の冠をつけています。ウィンナーワルツにあわせて夜も更けるのを忘れて踊るのです。
- イタリア ベニスのカーニバル 2月
- ベニスのカーニバルは町がルネッサンス時代に戻ったように想わせます。きらびやかな中世の衣装に扮した仮面・仮装の男女がサン・マルコ広場を中心にあふれています。カーニバルは謝肉祭ともよばれ、カーニバルが終わると40日間はかつては人々は断食をしたのでした。ですからカーニバルの時は大いに食べて飲んで踊って過ごすのです。
- フランス パリ祭 7月14日
- フランス国民が王政を倒したフランス革命は1789年7月14日のことでした。国民は現在の国旗の色である青、白、赤の三色旗をかかげて「ラ・マルセーユ」を歌いながら戦ったのでした。現在はこの日、シャンゼリゼ大通りでフランス軍隊の大パレードが見られます。
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