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イースターはキリスト教の祝日で、十字架にかけられて命を落としたキリストが預言通りに再び復活したことを喜び、祝います。ヨーロッパでは、冬は暗く悪魔がやってくるとされていました。春の兆しがみえると、人々は喜んで歌ったり踊ったりしました。イースターの時に、人々は春の来た喜びをあわせて祝います。北ヨーロッパでは、春はエストレという女神が運んでくると信じられていました。この女神の名がイースターの元になったという説もあります。イースターでは子供たちは、卵に模様を描き飾ります。野原では子供たちが集まり、お菓子やおもちゃのはいったイースターエッグを探し回ります。卵転がしのレースもあります。ウサギの着ぐるみを着たイースターバニーも登場します。春は繁栄の意味もあり、卵や、子供をたくさん産むウサギがイースターの主人公として登場するのです。キリストの復活の劇をおこなう国もあります。
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2014 | 4月20日 |
2015 | 4月5日 |
2016 | 3月27日 |
2017 | 4月16日 |
2018 | 4月1日 |
2019 | 4月21日 |
2020 | 4月12日 |
3月21日の春分の日後の満月の日の次の日曜日がイースターです。その日から6習慣と日間をさかのぼると、2月か3月の水曜日になります。この日が「灰の水曜日」とよばれ、キリストが断食を始めた日です。灰の水曜日の前の懺悔の火曜日を最終日とする3日間がカーニバル(謝肉祭)の日になります。カーニバルは個々の祭りによってはそれより以前から長く行われている場合もあります。 |
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アメリカ ジョージア州アトランタのイースター |
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アメリカの大統領官邸のあるホワイトハウスでは、毎年イースターの日に、ワシントンD.C.の市民にホワイトハウスの庭を開放します。イースターバニーは子供たちの人気者です。庭では卵転がし競争や、イースターエッグの模様描きがおこなわれます。 |
イースターの日にはアメリカのどこの町でも子供を中心としたイースターの行事が行われます。公園では、茂みの中に隠されたお菓子やおもちゃのはいったイースターエッグを子供たちが探し回ります。イースターバニーが登場して子供たちにお菓子を配ります。 |
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ニューヨークでは5番街で、イースター・パレードが盛大に行われます。人々は思い思いの仮装をして練り歩きます。この家族は体中をカラフルなイースター・エッグで飾っています。 | イースター・エッグの模様がもっとも美しいのはチェコです。イースターの日には家族たちによって丁寧に描かれたイースター・エッグが家庭に飾られます。 | |
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中米のグアテマラではイースターの日曜日の1週間前から十字架を背負うキリストの神輿や、天使の神輿を担いだ行列がアンティグア・グアテマラにやってきます。もっとも盛大な行事が行われるのが金曜日で、大人も子供も夜通し起きています。 | アジアの唯一のキリスト教国であるフィリピンでは各地でイースターの行事をおこないます。行事ではキリストが受けたのと同じ苦しみをあじあうための苦行をする人々がいます。自らの体を傷つけ血を流して行列をおこないます。 | |
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スペインではイースターのことをセマナ・センタと呼び、各地で行事が行われます。スペインの中央にあるカスティーリャ・イ・レオン地方では、とんがり帽子をかぶった信者たがイエス像やマリア像の神輿をかついで行列をする。人々の顔は見えません。 | 北欧のノルウェーではラップ人たちによりイースターの日にトナカイ・レースがおこなわれます。伝統的民族衣装で着飾った人々が、自慢のトナカイに子供たちをのせてレースを行います。 | |
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ドイツ各地ではイースターの日にカラフルな卵を売るイースター・エッグ市が開かれます。ネッスル・ガーデンの町では、子供たちがモミの木にイースター・エッグを飾ります。 | ギリシア聖教の聖典によると十字架にかけられたキリストは預言通りに3日後に復活した。ギリシアでは金曜日の夜にキリストの死を悲しむ祭りをおこない、土曜日の夜、復活祭の前夜にに教会でミサを行います。 |
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